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お知らせ

「5歳児担当者会」

 開催名 (部会名等)       5歳児担当者会                 

 

  日時  令和5619()  15301700         

 

  場所     津山市総合福祉会館                          

 

  参加者人数  (役職・職種等)   保育士:24人参加

 

  内  容

 テーマ:共通支援シートの記入について

講師:津山市教育委員会   大谷 良子先生

      津山市こども保育課  広野 雅子先生

 

内容

 津山市では、発達支援が必要な子どもの育ちや学びが途切れることのないよう、また、ライフステージの最初の移行期である就学前後における支援の連携が充実するよう「津山市共通支援シート」を作成しました。

 最初の移行期となる就学時に共通支援シートを用いて情報を共有し、子どもの状態を明確にすることで、発達支援の必要な子どもの育ちを支え、その子どもが小学校入学後に楽しく充実した学校生活を円滑に送ることを目的としています。

 今回は、就学時だけではなく、様々な場面でこの共通支援シートを活用していけるよう、記入の仕方等についてお話いただきました。

特別支援学級を考えている保護者の方への関わり方や、その子にとっての最適な学びの場をどのように見つけていくかなど、これから就学に向けて大切なことを教えていただきました。

また、事前にお願いしていた共通支援シートの作成における質問事項について、答えていただき参考になりました。

その後のグループ討議では、共通支援シートを書き始めている園、まだ書き始めていない園、様々でした。書き方が難しいという声も聞かれ、モデル園の先生の話を伺う中で色々な気づきがありました。

今後、共通支援シートを活用し、小学校との円滑な接続を目指していきたいと思います。

 

 

 

2023/09/06

「つやまの保育」合同ガイダンス

 開催名  「つやまの保育」合同ガイダンス                                         

 

  日時 2023年 5月20日(土)13:30~16:00                                         

 

  場  所  美作大学体育館                                         

 

  参加者人数  (役職・職種等)   17名参加

 

  内  容

   ・就職ガイダンス

    市内各園の特色や、保育士の仕事についてアピールを行った。

    参加園・・・27園( 私立25園、公立2園 )

 

    

 

   津山市保育協議会は520日、保育士を目指す学生や既卒者を対象に、「つやまの保育」合同ガイダンスを行った。

各園の概要や雰囲気を知ってもらうとともに、就職を考える際の判断材料としたり、就職時のミスマッチを減らしたりする機会として実施している。

私立・公立27園がブースを開設し、園長や保育士らがパンフレットや、園の行事・日常を紹介したタブレット・写真パネルなどを使って職場環境、仕事内容について説明をした。

来春卒業予定の美作大学・美作短期大学や他の大学から17名が参加し、各ブースを回って、各園の特色や勤務条件などについて、熱心に耳を傾けていた。

学生の皆さんが、市内の保育園・こども園をより身近に感じてボランティアや園見学にも気軽に来ていただけたらと思う。

 そして、保育士を目指す学生の皆さんが市内各園の情報を得たり、園職員と直接関わったりすることを通して、保育にますます魅力を感じ、来春から私たち保育者の仲間入りをしてもらえることを願っている。

 

 

  

 

2023/09/06

津山市保育所職員研修

日 時  令和5119() 13:3015:00

研修の種目 オンラインライブ研修

講 師  玉川大学 乳幼児発達学科教授

              大豆生田 啓友 先生

内 容 「子どもと遊び」「子どもと保育者の関わり」

    「子ども主体の保育を実現するには」等をキー

    ワードに保育実践の講演

 

 『子どもの主体性を尊重する質の高い保育を求めて』

 

 すべての園で、子ども主体の質の高い教育・保育を保障すること、そのための人材育成が求められている時代である

 

事例をもとに 

  虫のだっぴ~2歳児虫好きのA君の姿から~

「困ったちゃん」の中にも、その子の「よさ」をいかに見つけ出すかその子の好きなことを発見→環境の準備

その子の夢中になるブーム(もっと知りたい)→主体的な学(教育)

他の子にも育ち合いが起こる

「主体性」は、「その子らしさを」尊重することではないか

  はじめましての本棚に

 絵本は、子どもと保育者、子どもと子どもをつなぎ、園が安全基地になるためのツールとなる。

子ども主体の保育は、保育者主体の保育でもある。「共主体」の保育

➂ はじめてのサークルタイム

 3歳児クラスでのチャレンジから生まれた保育~

 サークルタイムを行うことで、子どもの声を聴き、実現する保育になっていったこと(自己実現)

 子どもの声を共有することによって遊びの発展や継続性につながる育ちあいが生まれる保育へ

➃ 5歳児みかんプロジェクト~ドキュメンテーションにチャレンジ~

   保育の引き出しは、子どもの中にある

   家庭との往還

   共主体の保育

保育の質を高めている園の特徴は

 協同的な活動を重視している

 保育者が子どもの姿を「振り返り」「語り合う」風土がある

 職員同士の関係性(同僚性)が良好である

 子どもや保育の姿を保護者に伝えるなど家庭や地域に開かれている

 園長や副園長、主任及び中堅層が中心になって保育を変えてきた

 振り返りや語り合う風土の形成が保育の質にかかわってくる

2023/02/13

津山市保育事業研修大会

 開催名    津山市保育事業研修大会                         

  日 時    令和41210日                        

  場 所    津山鶴山ホテル                            

  参加者人数  保育事業関係者  178人参加

 

主題 『すべての人が子どもと子育てに関わりをもつ社会の実現

    をめざして』

 内  容

 〇式典

 

 〇記念講演

  『心に添う保育~子どもの主体性を尊重するとは~』

   講師 りんごの木代表

                        柴田 愛子 先生

 

〇コロナウィルス感染症対策を十分に行い、津山市長の谷口様をお迎えして開催されました。記念講演などがあり内容の濃い充実した研修会となりました。今年度は、津山市保育協議会会長表彰を17名の先生が受賞されました。

 

・記念講演

 講演を拝聴して、改めて『心に添うとは』を考える機会をいただきました。

子どもの気持ちを汲み取り、共感し、近くで見守りながら寄り添って、子どもが発するサインを見逃さない。そんな保育を実践していきたいと改めて思いました。

 子どもミーティングの場面や子どもたちの活動の場面を視聴しましたが、あんなふうに生き生きと活動するためには、保育者の関わりがとても重要なのだと感じ、これからの自分の保育を見つめ直し、今回学んだ「心に添う」を実践していきたいと思います。ありがとうございました。

2023/02/09

虐待防止研修会

 開催名 (講演会名等)  津山市保育所職員研修(虐待研修)  

 

  日  時    令和4年 1019日(水) 13:30~15:30         

 

  参加者人数  (役職・職種等) 保育士29人、幼稚園教諭2人参加

 

  内  容

   

  「子どもたちの健やかな成長のために~児童虐待の無い津山市を目指して~」と題して、津山市こども保健部 こども子育て相談室の方よりお話をして頂きました。

研修の内容は、1.児童虐待について 2.体罰の禁止 3.津山市の児童虐待の現状 4.保育現場に求められる役割と対応 5.事例検討会 でした。

 

  1. 児童虐待について 

    児童虐待の種類(1.身体的虐待 2.心理的虐待 3.ネグレクト 4.性的虐待)や基礎的な事を教えて頂きました。虐待の中で最も多いのがネグレクトです。そして、児童虐待による子どもへの影響として、①身体的な影響 ②知的発達への影響 ③精神面・素因裏面への影響 ④行動面への影響 を教えて頂きました。特に脳への影響は、早期に対応しなければならないそうです。

     

  2. 体罰の禁止について

    児童虐待の防止等に関する法律として、(親権の行使に関する配慮等)

    第十四条 児童の親権を行う者は、児童のしつけに際して、体罰を加えることその他民法第八百二十条の規定による看護及び教育に必要な範囲を超える行為により当該児童を懲戒してはならず、当該児童の親権の適切な行使に配慮しなければならない。とあります。

    これって「しつけ」、「体罰」?という例では、全て体罰であり、痛みや恐怖で子どもをコントロールしようとしているものは全て体罰であり、体罰は子ども側からの定義であり、親の意思とは無関係ということ。保護者が子どものためと考えて行ったとしても、その行為が子どもに著しい害を及ぼすものであれば「虐待」です。

     

  3. 津山市の児童虐待の現状

    津山市においても、年々要支援児童の数は増えています。将来的に虐待に移行する恐れのあるものも非常に多くなっています。年齢については、就学前が約8割を占めています。

     

  4. 保育現場に求められる役割と対応

    児童虐待法で学校及び教職員に求められている役割は、「早期発見」「関係機関への協力に努めること」「児童虐待防止の為の教育・啓発」「通告」とあります。

    また、保育園(所)における対応の流れとして、①気づき・発見②管理職に相談③園内会議の開催④初期対応⑤通告・相談⑥継続的な支援⑦関係機関等との連携を、園全体で考え、一貫した対応をしていくことが大事で、決して一人で抱え込まないという事と、記録は時系列でとることを学びました。

     

  5. 事例検討会

 グループに分かれての事例検討では、具体的な事例をもとに様々な意見を出し合い、真剣に語り合っていました。最後にはグループごとの意見を聞き、児童虐待対応の手引きに基づいて解説をして頂きました。

 

感  想

 
 毎年行われている「児童虐待」研修です。児童虐待は絶対にあってはならない事ですので、何度でも学ばなければならない大切な研修です。今回の研修でもたくさんの事を学び直しました。特にメディアでも大きく取り上げられた2件の虐待の事件についての話は、受講者の心を大いに引き付けるものであり、虐待は絶対にあってはならないと思った瞬間でした。
 私たち保育士は、子どもの異常にいち早く気づく事が出来る立場にあります。虐待かな?と思った時に、正しい情報に基づき、正しく対応する事がとても大切であるという事を、一人ひとりが感じた事と思います。そして、私たちは虐待を予防するということもしていかなければなりません。それは虐待の背景にある、子育てへの不安等を少しでも減らしていけるよう、園での声かけや連絡をしていきたいと思います。  津山市における児童虐待がないように…

2022/11/07

普通救命講習Ⅰ研修会

津山市保育所職員研修(救急法研修)

 日時:令和4623日(木)13時~1530

場所:津山圏域消防組合本部 4階 会議室

参加者人数:23

 

〇実技講習

・「普通救命講習Ⅰ」をwebにて受講後、会場にて心肺蘇生法等、実技講習

講師:津山圏域消防組合救急救命士

 

<内容>

・応急手当について各園でweb視聴後、実技講習に参加しました。もしも、誰かが倒れているのを発見した場合は、発見者一人だけではなく、大きな声で周囲に助けを求めて、意識確認をする人、119番通報をする人、AEDを取りに行く人等、その場で役割分担をして連携することで蘇生率が高まると教わりました。

 

・呼吸がない場合は、胸骨圧迫を行いますが、成人では両手の付け根で行う所を、乳児では胸骨が折れる可能性がある為、指2本で行う事も学びました。

 

・幼児が気道に異物を飲み込んでしまった場合の除去方法は、背部叩打法、胸部突き上げ法と年齢に合わせたやり方がありますが、むやみに周囲に物を置かないなど予防しておくことがとても大切だと学びました。

 

<感想>

もしものことを意識していざという時にはすぐに対応できるようにしておかなければならないと感じました。特に印象に残った感想としては、次の事があげられました。

 

・一人ではなく複数で連携して救助に当たること。

・心肺蘇生法、AEDを実際に体験しておくことで慌てずに行動ができること。

・保育現場で大切な事は、事故にならないよう予防すること。

 

園生活の中でいろいろな経験をしますが、危険な事が起こらないよう、研修を受けた職員が各園にてみんなに伝達して、園児たちが安全に過ごせるよう気を付けていきたいと思います。

2022/07/29

「救急要請の基準」講習会

開催名   「救急要請の基準」講習会                          

 

日 時  令和4年721日(木)1330分~14時30分                                 

 

場 所  津山圏域消防組合本部                                

 

参加者人数  保育所職員 46名参加

 

  内  容

       演題  『救急車の要請基準について』   

       講師  救命救急士 本田員信 氏   

    津山圏域消防組合

 

  〇他市の小学校で、児童が大けがをしたが、学校の判断で、救急車を要請しなかった対応について、議論されています。救急要請の基準について、今一度確認するために、現場の救命救急士よりお話を聞くことができました。

 

  『病院に行った方がいいのか、行くならば、救急車を呼んだ方がいいか、どれくらい急いで受診した方がいいか、などについて判断することは、なかなか難しいものです。』

  このスライドから、講習会が始まりました。

 

  ・「緊急度とは?」・・・病気やけがが悪くなっていく(重症化していく)スピード。

    病気やけがの種類により、すぐに病院で診てもらった方が良いか、しばらく待つことが出来るかが決まってくる。

 

  ・直ちに、救急車等で緊急受診が必要なケース。

    ◎息がない、呼吸をしていない。

    ◎脈がない、心臓が止まっている。

    ◎水没している。冷たくなっている。

 

  ・よくあるけが等について、ケースごとに、赤・黄・緑の色分けをした例示のスライドを使って、丁寧にお話をしてくださいました。

    ・アレルギー・鼻のけが・頭のけが・首のけが・咬まれた・刺された・熱中症・小児痙攣など

 

  ※最後に、『大切なことは、状態を見て、迷わずに救急要請をすること。』と言われました。

   

2022/07/22

インクルーシブ保育教育

開催名     インクルーシブ保育研修                            

 

日 時  令和4年712日(火) 1330分~15時30分                                 

 

場  所     津山文化センター大会議室                              

 

参加者人数  保育所職員 30名参加

 

  内  容

   演題  『気になる子どもと保育・教育』   

   講師  特別支援教育士 吉田英生 先生   
  津山市特別支援教育推進センター通級指導教室教諭
  津山こども未来研究所アドバイザー

 

  〇「できないから」といって除外するのではなく、障害があっても助けてもらいながら、「できる」手立ての上にのせ、小さな自信をもち次のステップへ行ける支援の方法を教えていただきました。

 

  ~園全体で取り組む~

    ・一日の流れのわかりやすさ 「時間と見通し」

    ・見てわかる表示 「場と動線」

    ・具体的な伝え方 「活動の流れ・『暗黙』の可視化」

    ・わからないことは助けてもらえる信頼関係 「人との関係の構造化」

    ・話は静かに聞く 「close/calm/charm

 

  〇講演を終えて参加者アンケートから

    ・気になる子どもだけではなく、普段の保育に取り入れやすい知識を学ぶことができた。

    ・手立てを考えることで、できないことができるようになると感じた。

    ・子どもを誉めるだけではなく、抱きしめてあげることも大事だと改めて思った。

 

  〇小さな成功体験を積み重ねていけるように、一人一人に合った適切な指導、必要な支援を行い、経験の幅を広げられるような保育を心がけていきたいと思いました。

 

2022/07/22

就職ガイダンス

開催名     就職ガイダンス                            

 

日 時  令和4年5月21日(土) 14時~16時30分                                      

 

場 所     美作大学体育館                              

 

参加者人数  39名参加

 

  内  容

   就職ガイダンス  保育士の仕事アピ-ル 私立24

            学生対象就職説明会

  津山市保育協議会は21日、市内の保育・こども園の保育士確保に向け、来春卒業予定の学生らを対象にした合同就職ガイダンスを美作大学体育館で開いた。

私立24園がブースを開設。園長や保育士らがパンフレット、園の様子を撮影した写真パネルなどを使って職場環境、仕事の進め方などを説明した。学生は同大・短期大学部など県内から39人が参加し各園の特色や勤務条件などを尋ねた。

今回は美作大学の体育館をお借りしての就職ガイダンスであった。久しぶりの開催でしたが、“保育士になりたい”学生さんとコミュニケーションをとることで、自分も初心を思い出すきっかけになりました。

   参加されていた学生さんが、保育士の仲間になってく

 れることを願っています。

2022/07/11

1・2・3年目研修会

令和4年度 123年目職員研修会

 

日時  令和469()  1430分~1630

場所  津山すこやか・こどもセンター

内容  絵の具に関する講話、絵の具を用いた遊び(色砂づくり)と描画活動

対象  保育園(所)・幼稚園・認定こども園の概ね1・23年目の職員

 

 保育園(所)・認定こども園・幼稚園の123年目の職員を対象に保育実践力向上等のために合同研修会が開催され25名の職員が参加しました。

 講話と実技で、実際に色砂づくりを体験、その砂を使っての描画活動が行われました。

 

 講演及び実技

  講話『水彩絵の具について』

  実技『色砂づくりと描画活動』

  講師 新見公立大学健康科学部健康保育科長

      教授 岡本直行 氏 

講話では

水彩絵の具は何からできているか?  顔料と糊で出来ていること

透明水彩絵の具と不透明水彩絵の具との大きな違いは? 配合比が違うことなど、絵の具の種類と特徴について説明していただきました。

教材の研究をして、適しているものを使う必要があるとのことを教えていただきました。

2022/06/28

令和3年度津山市保育事業研修大会

津山市保育事業研修大会

日時:令和3年12月4日(土)13時45分~17時

場所:津山鶴山ホテル

参加者人数:保育事業関係者 約200名参加

主題 『すべての人が子どもと子育てに関わりをもつ社会の実現をめざして』

 

<内容>

 〇式典

 〇研究部発表  

  公立園の提案発表

     『保育の社会化に向けて~「つながる」子どもの育ちを保護

     者や地域へ~』

 〇記念講演

      『今、改めて子ども主体の保育を考える

             ~ 保育者の役割と専門性 ~』

   講師 乳幼児教育実践研究家 / 非営利団体コドモノミカタ代

          表理事

                        井 桁 容 子 先生

 

〇昨年度は新型コロナウイルス感染症流行のため中止となりました

が、参加人数を制限するなどの対策をとり、津山市長の谷口様をお

迎えして開催されました。研究部の提案発表、記念講演などがあり

内容の濃い充実した研修会となりました。

今年度は、津山市保育協議会会長表彰を11名の先生が受賞されました。

 

研究部の提案発表

  1. 保護者と子どもの育ちを支える視点をもつ子どもの育ちを保護者と共に喜び合う関係を構築様々な地域の社会資源との連携や協働の強化を目的とし、研究研修を行っており保育の社会化に向けて、園から家庭・地域への情報発信の工夫の仕方など模索している。

 

・記念講演

  保育現場から抽出した子どの本質、質の高い保育の在り方についての実践研究や執筆、講演活動、子育て番組のコメンテーター等を行っている井桁容子先生のご講演を聞きました。

  0・1・2歳児の心を育むための保育者の役割と専門性について教えていただきました。子どもの行為には訳があり、素敵な学びの行為であること、保育者のまなざしの確認や柔軟に物事を捉えることが大切。保留にすること、待つことの大切さを再確認することができました。

  また、保育者の感情は子どもに伝染するため、言葉によるコミュニケーションだけでなく、声色、視線、仕草、表情、身振りなど無意識に出てしまいがちな部分にも細やかに気を配り、関わっていかなければならないと思いました。

2021/12/14

主任会研修会

日時:令和3年11月24日(水)14時~17時

場所:津山市総合福祉会館 3階 中会議室

参加者人数:主任保育士等24名参加

講演会「向き合う人の悩みに寄り添うヒント」

講師 美作大学生活科学部児童学科特任教授 和田百合子先生

 

<内容>

 カウンセリングの基本的な姿勢として、支援をする側は対象者の気持ちを受容し、対象者がそこに至った背景に思いを寄せ、共感しながら聴くことと、対象者と支援者が同じ地平に立ち、悩みや悩んできた人に敬意を払うことだと学びました。続いて、日常業務に生かしていく方法として、参加者が保育者役と保護者役になり困りごとについて話し合うロールプレイを練習しました。

 

<感想>

 講演後、グループディスカッションを行いました。「結論を急ぐのではなく、相手の思いに共感して一緒に考えていくことが大切であると感じた。」「コロナ禍で保護者との対話が限られているが、思いに寄り添い、短い時間でもコミュニケーションを心掛けたい。」「担任だけでなく、主任である自分も思いを共有して園全体で支援するようにしたい。」等の感想、意見がでました。久しぶりに行われた主任会でしたが、感染症対策をしながらも園児・保護者との関わり方について各保育園での現状を話し合うことができ、お互い参考になりました。

2021/12/06

虐待防止研修会

 開催名   児童虐待防止研修会                              

  日  時    令和31112日(金) 1330分~1530分                                      

  場  所    津山すこやか・こどもセンター2F 多目的室                                      

  参加者人数  主任保育士・リーダー保育士・保育士・保育教諭    29人参加

 

  内  容

   ・講師名  こども子育て相談室  保田憲史さん  西山弥穂さん

      演題 ・・・ 虐待防止について

 

    ・児童虐待の現状などの話を聞く。

    ・その後いろいろな事例をあげて、園や保育士の対応について、参加者が発表していき、対応の仕方の指導、助言をいただく。

 

 【参加者の感想】

   津山市の児童虐待の現状は、就学前の子どもが多く母親からのネグレクトを受けていることを知りました。保育園としてできることは、日々、子どもの保育の中で子どもの様子がいつもと違う、休み中の怪我が多い。お風呂に入れてもらっていない。欠席の連絡が入らない等の早期発見を見逃さないように、意識していくことの大切さを学びました。

   また、虐待の事例を用いて保育者として園として、どう対応したらいいかを具体的に勉強していきました。もし虐待に気付いた時は、子ども・保護者・関係機関との連絡などの対応を慎重に早急にしていかないといけない、また、子どもの安全を守るためには、保護者に対しても毅然とした態度で対応しなければいけないとのことでした。子どもの気持ち、保護者の思いに寄り添えるよう、日々の生活の中での信頼関係を築くことが大切であると感じました。また様子が違う時は、困っていることはないですか?と声を掛けられる関係でありたいと思います。保育者として観察力や洞察力が必要だと感じました。

   この研修で勉強したことを園に持ち帰り、職員間で共有していきたいと思います。子どもたちの健やかな成長のために、虐待のない安心した生活が送れる毎日であってほしいと思いました。

 

 【参加者の感想〈アンケートより〉】

・具体的な事例を交えながらの説明でわかりやすく、自分の日々の保育を今一度丁寧に

  考えていきたい。

・保護者対応やどのくらい子どもと接するのがいいのかわからないところがあったので知ることができて良かった。

・普段、保護者と関わっているが、もう少し沢山関わってみようかなと思った。

・園での対応の仕方がわかり勉強になった。虐待にはいろいろな種類の虐待があるので、

 しっかり園全体で関わって見つめていきたい。毎日子どもと接しているからこそわかる

 ことも多いので、これからもしっかり見守っていきたい。

・改めて早期発見・相談・保護者との関係づくりは大切だと思った。

・虐待発見からの流れがよくわかった。事例もありうる場面で想像できた。 

2021/12/02

令和3年度津山市における就学前教育・保育カリキュラム研修

日  時   令和31013日 (水) 12:30~16:50                  

場  所     津山中央公民館                                     

参加者人数  (役職・職種等)    約55 人参加 

内  容

・保育カリキュラムを活用した保育実践研修が保育の質の向上や円滑な接続を図ることを目的に津山市における就学前教育・保育カリキュラム委員会主催で実施されました。

研修は、幼保連携型認定こども園となり6年目を迎えるしらゆり幼稚園の発表。

そして、新見公立大学・健康保育学科の入江慶太先生による指導助言・講演。

また、グループ討議での話し合いもあり、参加者(保幼こ小の園長・保育士・教諭、校長・教員)、事務局合わせて約55人が顔を合わせての久しぶりの充実した研修に活発な意見交換も行われました。


参加者(保育士1年目)の感想

 子ども達の話し合いの時間を大切にし、保育者が軌道修正していくことも重要だとわかりました。

 また、子どもが話したいと思えるように毎日のちょっとした変化に共感することが大切だとわかりました。その子どもの見ている視点で物事を見るように努力していきたいと思いました。

今回の研修での学びをこれからの保育に活かしていきたいと思いました。

2021/11/11

第1回 研究部会 グループ担当者会

  日  時     令和31011日 (月)     

  場  所     津山市総合福祉会館3階 中会議室 

  参加者人数  (園長・主任保育士等) 47 人参加 

  内  容

 

美作大学児童学科 准教授 薮田弘美氏

  「保育研究へのアプローチ」について

保育研究の手順と方法を研究計画書や資料、論文を用いての講演を聴く。

 

研究部として様々なテーマを持ち寄り研究をしていく上で、参考になる内容であった。今後の部会やそれぞれのブロックごとでの研究に活かされ、より中身の濃い有意義な研究がなされることだと期待したい。

 

講演会後、各ブロックごとに分かれてグループ討議を行う。

今後の各ブロックでの動き方や研究する内容についての話し合いが行われた。

 

2021/11/11
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